うららの間

2019年1月18日に第1子の女の子を出産しました!妊娠・出産の体験談や、奮闘中の育児について綴っていきます。たまに関係ないことも呟くかもです。

妊娠糖尿病になってしまった話

こんばんは、うららです。

 

みなさんは妊娠糖尿病をご存知でしょうか?妊娠糖尿病は糖の代謝異常で高血糖になり、母体や胎児への影響もある病気です。最近、診断基準の閾値が変わり、妊娠糖尿病だと診断される妊婦さんが増えているのだそうです。

かく言う私もまさに妊娠糖尿病だと診断されてしまいました。私の家系には糖尿病の人は誰もいないし、何の自覚症状もなかったので、そんなまさか、と非常に驚きました。

今回は、私が妊娠糖尿病と診断されるまでのことをお話いたします。

 

 

妊娠糖尿病とは

妊娠糖尿病とは、妊娠を契機に発症する糖の代謝異常のことで、妊婦さんが高血糖状態になる病気のことです。

多くの方は出産後に血糖が正常値に戻りますが、妊娠糖尿病になった人はその後糖尿病になりやすいと言われており、出産後も定期的に血糖検査を行うことが推奨されています。

妊娠すると、胎盤から分泌されるホルモンによってインスリンという血糖を下げるためのホルモンの働きが抑制されるそうです。そのため、妊娠糖尿病でなくとも妊婦さんは少なからず血糖値が通常時よりも上がります。

特に妊娠後期にその傾向は強くなるため、妊娠中期(24週~28週)にスクリーニング検査を受けることになっています。

スクリーニング検査では糖を含んだ炭酸水を使い、飲む前と飲んだ後の血糖値を測定します。この検査で基準値をクリアできなかった場合に妊娠糖尿病と診断されます。

妊娠糖尿病になった場合は、食事療法やインスリン注射をして血糖が上がりすぎないようにコントロールする必要があります。私は食事療法だけで済みました。

 

母体や胎児への影響は?

妊娠糖尿病により母体が高血糖状態になることで、母体や胎児に様々な合併症をもたらすと言われています。

◆母体への影響

  • 妊婦高血圧症候群
  • 羊水過多
  • 早産、流産、巨大児による難産
  • 網膜症、腎症およびそれらの悪化 など

◆胎児への影響

  • 巨大児
  • 先天奇形
  • 心臓の肥大
  • 新生児低血糖 など

怖いものばかりですね。。できる限り避けたいですよね。これらを防ぐためにも、血糖をコントロールする必要があるのです。

幸いにも、私の場合は何事もなく、無事に出産を迎えることができました。娘のうー子も特に異常はなく、すくすくと育っております!

 

私が妊娠糖尿病と診断されるまで

元々、尿蛋白が高かった

私が検査を受けることになったきっかけは、妊娠27週目の妊婦健診の尿検査で尿蛋白が+だったことです。尿糖は出ていませんでした。ちょうどスクリーニング検査の時期ではありましたが、私の場合はこの尿蛋白がきっかけで検査を受けることになりました。

実は、それまでにも2回ほど尿蛋白が出ていましたが、連続で出ることはなかったので経過観察になっていたのです。

連続で出なかったのは、妊婦健診の日の朝食を早めに食べたり、量を控えめにしたりして調整していたからです。こんなことで尿蛋白をコントロールできてしまっては発見できるものもできなくなりますね。。

尿蛋白や尿糖が出ないようにとコントロールするよりも、いつも通りの状態で妊婦健診に臨むことをお勧めします。でないと、妊娠糖尿病に気づけず、上記の合併症リスクを高めてしまう可能性があります。

 

45g糖負荷試験によるスクリーニング検査

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次の妊婦健診の際に、45g糖負荷試験をやることになりました。スクリーニング検査には2段階あり、45g糖負荷試験で引っかかると75g糖負荷試験に進みます。

45g糖負荷試験は、45gの糖が入った炭酸水を飲み、前後の血糖値の上昇具合を測定して妊娠糖尿病の疑いがあるかどうか切り分けるテストです。

測定は3回のタイミングで行い、1回でも血糖の基準値を超えてしまうと妊娠糖尿病の疑いありと診断されてしまいます。私の結果は以下のとおりです。

 

【45g糖負荷試験】基準値&結果

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はい、基準値超えですね。ほんの3mg/dlなのに;;

まぁ、よく見ると1回目と3回目もギリギリですが。。

このように、45g糖負荷試験で基準値超えになり妊娠糖尿病の疑いあり、ということになってしまったので、次の75g糖負荷試験へ進むことになりました。

絶対次の試験もアウトやろ…と嫌な予感がしていたのですが、お医者さんに「次は大幅に基準値も上がりますからね、大丈夫だと思いますよ」とお言葉をいただいたので、それを信じて次の試験に進むことに。

 

75g糖負荷試験によるスクリーニング検査

次の検査は別日程で実施しました。早い方がよいとのことだったので、妊婦健診よりも前の日にちで予約しました。

75g糖負荷試験でも、45gのときとやり方は一緒です。飲む糖の量と基準値だけが異なります。検査結果は以下のとおり。

 

【75g糖負荷試験】基準値&結果

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アウトやんけーーー!;∀;

 

え、ほんとに?私、身内に糖尿病の人とかいないんだけど!

てことは、私の食生活に問題があるのか?!確かに炭水化物大好きだし、魚ほぼ食べなくて肉食だし、でもこの検査までの1週間炭水化物減らしたりしたのに!!

と、いろいろと脳内を巡りましたが、もうどうにもなりません。

妊娠糖尿病確定なのです。

 

妊娠糖尿病と診断されたら次はどうなるのか 

妊娠糖尿病と診断されると、次は検査入院になります。私が通院していた病院では3泊4日の入院でした。人生で入院をしたことがなかった私はもうドキドキです。

この検査入院の中で、食事療法で血糖管理ができるのか、それともインスリン注射まで必要なのかが判断されます。

入院はお金も掛かりますので非常に嫌でしたが、避けれません。

ちなみに、私はこのとき初めて医療保険を使いました。私は入社後から保険の見直しをしておらず複数の医療保険に加入していたため、ここぞとばかりに給付金を申請しました。笑

結果として、入院費用はチャラに・∀・ヤッタネ

 

 

以上が、私の妊娠糖尿病と診断されるまでのお話です。

これから検査を控えている方や尿蛋白が高めに出ている妊婦さんなど、参考になれば幸いです。

 

↓ 検査入院の様子についてはこちら

www.u-ra-ra-noma.com

 

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