うららの間

2019年1月18日に第1子の女の子を出産しました!妊娠・出産の体験談や、奮闘中の育児について綴っていきます。たまに関係ないことも呟くかもです。

【妊娠糖尿病】為になった栄養指導&食事管理におすすめのアプリ

こんばんは、うららです。

 

今回は、妊娠糖尿病で検査入院した際に病院で受けた栄養指導についてご紹介します。本当にこの栄養指導は為になる話がたくさんありましたので、妊婦さんや食事管理に気をつけたい方はぜひ参考にしてみてください!

 

 

栄養指導の内容 

f:id:u-ra-ra:20190619223812j:plain

管理栄養士さんによる栄養指導では、非妊娠時・妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期・授乳期のそれぞれの時期で摂取すべき食事内容を具体的に教えてくれました。

その上で、妊娠糖尿病の場合はどういった食事療法をするのか指導があります。

また、時期によらずとも、食事は 野菜 → 肉・魚 → 米・パンの順番で食べることを指導されました。こうすることで、糖を含む主食を最後に摂取することができ、血糖の上昇を抑えられるのだそうです。野菜の中でも芋系は炭水化物を多く含むので、主食と合わせて最後に食べるのが良いとのことでした。

 

非妊娠時・妊娠初期の食事内容(1日分)

  • 主食:食パン、ごはん、うどん(麺類)、おにぎり等【計5~7SV】
  • 副菜:サラダ、煮物、小鉢2つ、お味噌汁等【計5~6SV】
  • 主菜:目玉焼き、焼き魚半分、ハンバーグ半分等【計3~5SV】
  • 牛乳・乳製品:牛乳1杯、チーズ等【計2SV】
  • 果物:りんご、みかん等【計2SV】

これは、農林水産省が出している「妊産婦のための食事バランスガイド」に記載されている内容です。

【】内に記載されているSV(サービング)は、そのカテゴリで摂取すべき量を示しており、食品によってそれぞれのSVが定められています(おにぎり1個・食パン1枚=1SV、ごはん1杯普通盛=1.5 SV、うどん=2SV など)。

例えば、主食を1日で5SV摂取しようとする場合、

  • ごはん2杯=1.5 SV × 2=3SV
  • うどん1杯=2SV

を摂取すればよいことになります。

SVは各カテゴリ内できちんと摂取する必要があり、例えば主菜を多く食べたいから主食を減らす、といった調整はできないとされています。

それでいうと、私はほぼ毎日果物は食べていなかったので、食べた方がいいんだなぁと勉強になりました。病院食にも必ず果物がついてきていました。

 

そして、主菜の量はとても少ないです。。焼き魚半分、ハンバーグ半分って・∀・

絶対足りないよ、私・∀・

 

ただし、この焼き魚半分、ハンバーグ半分は、1日のうちで焼き魚を1尾食べたときはハンバーグはなし、ハンバーグを1つ食べたときは焼き魚はなし、というように調整できるのでご安心ください。まぁ、それでも少ないですけどね。。

大体の人はおかずの量が多いのだそうです。このおかずの量と味付けを見直すだけでも痩せる人がいるのだとか。実際、私も妊娠糖尿病で検査入院をした際は、3泊4日で病院食を食べていましたが、食っちゃ寝しかしていなかったにも関わらず2kgも落ちていました。

 

また、こんなに主菜、副菜って品数作れないよ、、という方もご安心を(えぇ、私がそうです)。お鍋などの1品料理でも、それぞれのカテゴリの栄養素がきちんと入っていれば良いそうです。

詳細な説明は農林水産省のHPをご参照ください。結構参考になりますよ^^

www.maff.go.jp

 

妊娠中期の食事内容(1日分)

  • 主食:非妊娠時・妊娠初期と同様【計5~7SV】
  • 副菜:〃+1【計6~7SV】
  • 主菜:〃+1【計4~6SV】
  • 牛乳・乳製品:〃と同様【計2SV】
  • 果物:〃+1【計3SV】

妊娠中期では、主食と牛乳・乳製品以外は非妊娠時・妊娠初期よりも1SVずつ多く食べるのが理想的です。

 

妊娠後期・授乳期の食事内容(1日分)

  • 主食:非妊娠時・妊娠初期+1【計6~8SV】
  • 副菜:〃+1【計6~7SV】
  • 主菜:〃+1【計4~6SV】
  • 牛乳・乳製品:〃+1【計3SV】
  • 果物:〃+1【計3SV】

妊娠後期と授乳期では、すべてのカテゴリにおいて非妊娠時・妊娠初期よりも1SVずつ多く食べることが推奨されています。主食+1って結構な量です…!

でも、授乳期はやたらとおなかが減るのでモリモリ食べられますよ!そして授乳でカロリーを消費するので太らないです^^ ずっと続けばいいのに^^

 

妊娠糖尿病の妊婦さんの食事内容(1日分)

  • 主食:非妊娠時・妊娠初期-1.5【計 3.5~5.5 SV】
  • 副菜:〃と同様【計5~6SV】
  • 主菜:〃と同様【計3~5SV】
  • 牛乳・乳製品:〃と同様【計2SV】
  • 果物:〃-1【計2SV】

糖を含む主食と果物がそれぞれ-1SVです。おかずの量は元々の量が少ないので減らさないのか、非妊娠時・妊娠初期と同じ量です。

妊娠糖尿病の妊婦さんは、食事療法として上記の食事量を6回に分食することで、血糖値コントロールを目指します。

 

妊娠糖尿病の分食方法

上述のSVは摂取カロリーとしては1800kcal程度になるようで、この1800kcalをどのように分割するか説明がありました。分割例は次のとおりです。

  •   7:30 朝食(500kcal)
  • 10:00 間食(100kcal)
  • 12:00 昼食(500kcal)
  • 15:00 間食(100kcal)
  • 18:00 夕食(500kcal)
  • 20:00 夜食(100kcal)

時間はそれぞれの人に合わせてよいのですが、なるべく血糖を安定させるために、食事と食事の間隔が一定になるようにします。摂取カロリーは上記を目安にします。

間食100kcalについては、具体的にいうとコンビニのおにぎり半分、と言われました。非常に中途半端ですね・∀・ 私はご飯60gを測って塩むすびを作っていました。ごはん60gが大体100kcalなのです。

また、なるべく間食は主食から取るように言われ、お菓子は避けるように言われました。カロリーメイトやSOYJOYなどの補食系は主食として扱うのでOKとのこと。

SOYJOYは130~150kcalくらいなので少々オーバーしてしまいますが、高タンパク低糖質なのでおすすめです。ローソンのロカボ食品も1袋そのままはカロリーオーバーしてしまうかもしれませんが、小分けに食べればよいですし、低糖質なのでおすすめですよ!

 

食事管理におすすめのアプリ「あすけん」

ここまで指導内容を述べてきましたが、一体どうやって管理すればいいの?って感じではないでしょうか。1食あたりのカロリー計算するのも、何がどのくらいのカロリーなのかを調べるのも大変です。

そこで、私が利用したのが「あすけん」というダイエットアプリです。

www.asken.jp

 

おすすめポイント

  • 食材や調味料といった細かいレベルのカロリーから、料理単位の大まかなカロリーまで幅広く出してくれる
  • 市販品もカロリー表示してくれる
  • 1食あたりのカロリー表示と1日のカロリー表示が分かれているので管理しやすい
  • 上述している農水省の食事バランスガイドを元に栄養価計算や栄養の過不足を算出しているので栄養指導の内容とリンクしていて安心

これの良いところは、カロリーだけではなく栄養素の過不足も見られるところです。しかも農水省の食事バランスガイドを元にしているので信憑性もあります。栄養指導の内容ともばっちり合います。

また、このアプリは、食べた料理名を入力すると目安のカロリーを、コンビニなどで買った商品名を入力すると商品のパッケージに記載されているカロリーを出してくれてとても便利です。

私は本当に赤ちゃんに影響を及ぼしたくない思いが強かったので、料理名からカロリーを算出するのではなく、使った食材を1つ1つ入力してカロリー計算して厳密に管理していました。

超めんどくさいですが、1か月は続けました。おかげで、2か月目からはどの食材・調味料をどのくらい使うと大体〇Kcalだな、と感覚をつかめるようになりました。

 

実際の画面

一番上に、摂取カロリーの目標値と入力値とのギャップが見えるバーがあります。摂取カロリーの目標値は、年齢・性別・身長・体重から自動算出されたような気がします(うろ覚え)

その下からは朝食・昼食・夕食・間食をそれぞれ入力します。

 

↓画面最上部

f:id:u-ra-ra:20190404200621p:plain

 

↓この日の夕食の入力画面

f:id:u-ra-ra:20190404202002p:plain

f:id:u-ra-ra:20190404202019p:plain

ホタテのドリアとアボカドサラダですが、材料を1つ1つ入力しています。ご覧の通り、量も細かく設定できるので、アボカド0.2個で何kcalかな?と確認しながら入力できます。


↓総合評価とアドバイスをくれます

f:id:u-ra-ra:20190404202126p:plain

 

↓栄養素のバランスを確認できるこの画面。とても役に立ちます!

f:id:u-ra-ra:20190404202233p:plain

 

このアプリには有料で糖質制限版もあり、その場合は炭水化物のほかに糖質という項目が増えます。最初の数日間お試しができたのでやってみましたが、糖質を特に気にする方にはとても良いと思います。

このアプリを活用して、1日の献立を決めて入力し、総カロリーは超えないか、各栄養素の過不足はないかを確認してから料理していました。

大体、飽和脂肪酸と塩分は超過していましたがw

 

おまけ(血糖が上がりやすかったもの)

食事療法中、病院で配布された(買取した)血糖測定器を食前食後に使っていましたが、特に血糖が上がりやすかったのはカレーですね。カレールーとじゃがいもの糖質にやられました。笑 

リベンジで別日にごはんの量はそのままでカレールーとじゃがいもを少なくして食べたところ、基準値内におさめられました。ちなみに、ごはんは通常120gでやっていましたが、じゃがいもなど他の食品で炭水化物を取るときは、ごはんの量を96gなどに減らして調整していました。

 

最後に

こうしてなんとか出産まで食事管理をしたうらら。でも、クリスマスやお正月はあまり気にせず食べてしまいました。数日くらい良いだろうと。。

今はもう出産を終えていますが、うー子は特に巨大児や形態異常、低血糖もなく、通常の赤ちゃんでした。よかった、ほんとに。 

出産までの間で一番大変だったのはこの食事管理でしたので、妊娠糖尿病について力を入れて書かせていただきました。

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

*°*°*°*°

 ↓ブログ村のランキングに参加しています。お帰りの際にポチっていただけると嬉しいです!

にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 マタニティーブログへ
にほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村