うららの間

2019年1月18日に第1子の女の子を出産しました!妊娠・出産の体験談や、奮闘中の育児について綴っていきます。たまに関係ないことも呟くかもです。

【出産レポ】3日に渡る誘発分娩の末に出産!【陣痛促進剤による分娩】

こんばんは、うららです。

 

2019年1月、娘のうー子は誕生しました。予定日を7日過ぎても全く生まれる気配がなかったので、陣痛促進剤による誘発分娩でした。

促進剤を打ったらすぐに生まれてくると思ったら大間違い!入院から3日半かかってやっと出産に至りました。

本日はその過程を綴っていきます。

 

 

入院1日目:いきなり予定変更!ラミナリアの使用がなくなった

ラミナリアとは

ラミナリアとは水を含むと膨張する乾燥した海藻の一種で、細長い棒のようなものです。子宮頚管にこの海藻の棒を徐々に刺していき(最大20本)、体内の水分を吸わせて膨張させ、1日かけて徐々に子宮口を開いていくことができます。

うららは予定日の2週間前から予定日まで子宮口は指1本分しか開いていなかったので、ラミナリアを使用することになっていました。

子宮口を開くためにやるものでよく聞くのはバルーンで、結構痛いと聞いていたので、それよりは痛くなさそうでよかった、、と思いました。

 

子宮口が開いたので必要なくなった

もともと先生には、

  • 入院1日目:ラミナリアを使って子宮口を開く
  • 入院2日目~:促進剤を投与する

で、遅くとも入院4日目には産みましょう、と言われていました。

しかしながら、入院時の内診で子宮口が3cmまで開いていたので、ラミナリアがなくなったのです。痛そうだしやらないに越したことはない!やった!! 

子宮口を開くためにいろいろなことを試した甲斐があったのかもしれません。

 

↓ いろいろやったことはこちら

www.u-ra-ra-noma.com

 

とにもかくにも、この日は予定外にのんびり休む日になりました。ラッキー!夜にNST(分娩監視装置:子宮収縮や胎児心拍を確認する装置)をつけたところ、子宮収縮も6分間隔になっているそう。これは、もしかして促進剤投与しなくても今晩陣痛来るのでは…?! 

と思いましたが、そんなことは全くなく。笑

2日目からいよいよ促進剤投与が始まります。

 

入院2日目:促進剤投与開始

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朝6時半頃、ナースステーションから連絡があり陣痛室へ移動しました。

陣痛室は6つベッドがあって、カーテンで仕切られていました。私が移動したときは、まだどのカーテンの中からもいきむ声などは聞こえなくて、みんなこれからなのかな?という雰囲気。

 

前準備

促進剤に備えるべく、もりもり朝食をたべ、その後内診へ。子宮口は4cmに。すごい、促進剤打たなくてもいいんじゃない?!なんて思っていたうらら。笑

このとき、便意があるもののなかなか出ない便秘状態。。

促進剤投与前にNSTを装着。前日同様、6分間隔でお腹の張りがきていたので、看護師さんから、「焦らされてますね」と一言いただく。笑

 

促進剤投与開始、そして中断

10時20分。いよいよ促進剤投与開始!

早速、なにやら黄色い点滴を繋がれる。そして、この点滴の針が痛い;; 促進剤は子宮に負担をかけないよう、徐々に投与の量を増やしていくのだそうで、まずは一番少ない12ml / hから始めます。

投与後、比較的すぐに子宮収縮は3,4分間隔になりました。痛みはまだ伴わず、様子を見つつ30分から1時間おきぐらいに12ml / hずつ促進剤を増量していきます。

3時間後の13時半。ここで胎児心拍が180超えの速さになり、増量は見送りになります。増量の際は必ず胎児心拍を確認し、心拍が遅かったり速かったりしたら増量は見送ります。

私自身の体温上昇や酸素濃度の低下によって胎児心拍が速くなっている可能性があるとのことで、布団をはいでタオルをかけたり、酸素マスクも装着したりしました。酸素マスクとかつけると何事?!とドキドキしてしまう。。

その2時間後の15時半から促進剤再開へ。しかしながら子宮収縮の間隔は2,3分にまでなるものの、痛みが伴わないため陣痛につながらないと判断し、この日は促進剤中断になりました。 中断したのは17時半頃でした。7時間促進剤を打っても陣痛にはつながらなかったんですね。。

ちなみに、子宮口は4cmのままでした。

 

胎児心拍が再び速まる

日中に胎児心拍が早かったので、念のためしばらくNST付けて様子見することになったのですが、ここからの様子見が長かったです。。

促進剤投与をしていないのでお腹の張りの間隔は遠のき、4分間隔になりました。

しかしながら、胎児心拍が20時以降再び速く早くなってきてしまい、胎児心拍が通常時(150前後)に戻ったのは22:30でした。やはりもう少し様子見した方がよいとのことで、結局NSTが外れたのは翌2:40。。シャワーにも入れずこの日は就寝。。

 

入院3日目:ついに陣痛!

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3日目は促進剤の種類を変えて、誘発分娩続行です。

前日同様、6時半頃に陣痛室に呼ばれます。正味3時間半の仮眠で移動です。。

 

浣腸をしてみる

実は前日から感じていた便意と便秘。ネットで調べると出しておかないとお産のときにう〇ちまみれになる、とか書いてあって、それは嫌だな…と思い、なんとか便を出したい私。しかし、出ない。。

てか、もしや、この便のせいで子宮が圧迫されていてお産が進まないのでは?とよく分からない理論を展開し、助産師さんに聞いてみることに。

 

うらら「昨日からずっと便意があって、でもここ3日くらい便が出てないんですよ。このせいで赤ちゃん降りてきづらい状態になってたりしませんか?」

助産師さん「そうですね、そういう可能性もありますよ。浣腸しますか?苦しいですもんね。」

 

なんと!よく分からない理論が通りました!やったね!ということで浣腸。

お尻から注射機のようなもので浣腸剤を入れられ、トイレに駆け込みます。浣腸剤を入れたら、2,3分耐えてください、ということでしたが、1分も耐えられませんでした。。でも、だいぶすっきりした!

お産進むといいなーと思いましたが、あまり影響しませんでした。。

 

促進剤投与開始、そして中断(再)

10時25分。本日の促進剤投与開始です。今回のお薬では、20mlずつ増量していくのだそう。投与開始時の子宮収縮は6,7分間隔。

途中、子宮収縮が1,2分間隔でかなり狭くなり、子宮への負担を鑑みて促進剤増量を見送ったり、増量したり、減量したり。。でも、やはり1日目同様、なかなか痛みが伴いません。

しかし、途中の内診では子宮口が5cmになっていて、徐々に開いていることが分かりました。そしてお産が進むように、痛いと噂の内診グリグリをしてもらいました。個人的には、そこまでの激痛ではなく、妊娠初期になった膣カンジダで膣内掻き出されたときの方が痛かったです。。

そうして、促進剤投与してから5時間後の15時45分。なんと、またしても促進剤ストップ

内診後は、お腹の張りの具合を見ながら促進剤を増量したり減量したりを試みていたのですが、やはり子宮への負担が心配とのことで、この日の促進剤投与は中止することに。え、どうするんだろう、どうやったら生まれるんだろう、と不安なわたくし。

ちなみに、超仕事人間の夫君も今回の入院は付き添ってくれていて、いつ生まれるんだ…?とヤキモキしていたと思います。促進剤いれたら3,4時間で生まれるらしいよ~なんてことを私が言っていたので、まさか2日も促進剤投与して生まれないなんて思いもしませんよね。私もです。笑

あまり病院で待たせるのも申し訳なくなってきたので、夫君には一旦病院の近くにある漫画喫茶で待機してもらうことにしました。

 

病室に戻ったら破水し陣痛へ

促進剤を中断した夕方以降は、お腹の張りが一度6分間隔になっていたのですが、5分間隔に狭まりました。

くるのか?!と意気込んでいましたが、21時になっても陣痛は来ませんでした。助産師さんからも、今日は陣痛来ない気がします、と言われて泣く泣く陣痛室から病室へ戻ることに。。

 

病室へ戻り、寝ようかと思ったのですが、もう2日ほどシャワーを浴びていなかったので、気持ち悪くてシャワーを浴びることにしました(後から聞いたら、20時以降はシャワー入っちゃダメだったそうです。すません。。)。

お風呂セットを準備してシャワー室へ移動しようと歩き出したそのとき。

 

ツゥーーー

 

ん?なんか出た?

んん?止まらない…??

 

破水ってもっと激しくてわかりやすいものだと思っていたので、破水じゃないだろうな、、とは思ったのですが、念のためナースコールをして助産師さんに診てもらうと、「破水ですね」とのこと。

その後まもなく、お腹が痛くなり、陣痛が来ました!やっときた…!!!

 

入院4日目:ついに誕生!

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やっと陣痛来た!!やったー!!と思ったのも束の間。ここから怒涛のいきみ逃しTimeがやってきます。

 

怒涛のいきみ逃し

とりあえず、漫喫に退避してもらっていた夫君を呼び戻します。やっと陣痛きたよー;;なんて言ってる間に余裕がどんどんなくなってきます。

ここで、テニスボールが大活躍です。これがなかったら出産できなかった気がします、本当に。夫君がいてくれて本当に本当によかった。。

陣痛の波がくるといきみたい衝動にかられるので、すかさず夫君が肛門に(もちろん服の上から)テニスボールを押し当てます。これでいきみが逃せるのだから不思議です。

上手くいかなくていきんでしまうことも多々ありましたが、すでに破水していることもあり、いきむと大量に羊水が出てきてしまいます。妊婦さんが着るピンクの検査着のような服は羊水でびっしょりで、着替えるほどでした。

私の場合、陣痛は激痛というほどの痛みを感じませんでした。破水していたからかもしれませんが、痛みはほぼ感じず、いきみたくていきみたくて仕方ありません。このいきみを我慢するのがどえらくキツかったです。

「お腹の赤ちゃんも苦しくなってしまうから、いきまないでね!」と助産師さん。

がんばります。そりゃあがんばりますとも。

しかし、こんなに長時間我慢しなきゃならんのかね?というのがそのときの心情。笑

 

内診&立位姿勢へ

陣痛がきてから約4時間たった、夜中の2時。まだですかね…?と助産師さんに訴えます。そこで、内診して子宮口を診てもらうと8cmまできていました。「もう少しだねー。立位姿勢になってみようか?」と助産師さん。

それまでベッドで横になりながらいきみ逃しをしていたのですが、ここからは立位でのいきみ逃しに入ります。立位の方が赤ちゃんが重力で降りてきやすいとか。陣痛がくるまでは椅子に座り、来たら立ってテニスボールを押し当てていきみ逃し。これの繰り返しです。

しかし辛い。足の裏の汗が尋常ではなく、履いていたスリッパがびしょびしょ。笑

さらに2時間後の明け方4時。もう辛くて辛くて助産師さんに内診を申し出る。というか、この内診って申し出制なんですかね?笑 そのとき陣痛きてるの私だけで他の妊婦さんいないのになかなか来てくれなかったです。。

内診したら子宮口は全開とのことで、分娩室へ移動することに。やった、やっといきめる!!と思いきや、分娩台につかまりながらもう少し立ってようね。と告げられます。

なんでや…;;もう産みたいんや…;;

 

実は、うー子、3,500g超のわりとビッグなベビーだったので、できるだけ下に降ろした方が、分娩台あがってからのお産がスムーズになると助産師さんは言うのです。私としては今すぐにでも産める感覚だったのですが。。

 

ちなみに夫君は片手にテニスボール、片手に水を持ち、まるでセコンドのように私を支えてくれました。

 

うらら「うぅーーー、くる!!」

夫君「ほい!(テニスボールを押し当てる)」

うらら「ふぅーーー、、水…」

夫君「ほい!(水を差しだす)」

 

てな感じですね。こちらは必死なのですが、冷静に振り返ると結構滑稽な絵だったと思います。笑

 

いざ、分娩台へ

分娩室でも1時間半がたち、やっと分娩台に上がらせてもらえます。よく耐えたぞうらら…!!そして睡魔の中よくがんばったぞ夫君…!!夫君は連日仕事で徹夜していたこともあって睡魔との闘いでした。途中3時くらいに限界がきて、テニスボール係を助産師さんと交代する事態にもなりました。笑 30分の仮眠で帰ってきてくれましたけどね。

そして、やっといきめます!

助産師さん「陣痛がきたタイミングで息めいっぱい吸っていきんでください!声は出さずに、いきめるだけいきんで!」

うらら「はい!きたのでいきみます!!」

全力でいきむうらら。おそらく顔は真っ赤だったでしょう。でも、便秘でいきむことに慣れていたのか、思いの外上手だったようです。

助産師さん「うららさん上手!息の限界が来たら一回だけ大きく吸って、そのまま間髪いれずにまたいきんで!」

 

この間髪入れずにいきむのが結構難しくて。。途中で私の酸素が足りなくて酸素マスクをつけました。酸素マスクをつけるとなんだか大ごとのように思えて少々不安になったのを覚えています。

 

うー子誕生

助産師さん「うららさんもうちょっと!もう頭見えてるよ!」

うらら「くぅーーーーー!!!」

助産師さん「ちょっと上から押しますよ!」

助産師さんがお腹の上の方を乗っかりながら押してくれて、、

 

「んみゃー、みゃー」

 

生まれました!!;;

もうすでにかわいい!!!

 

ただ、泣き方が思っていたオギャーという感じではなかったので、「なんて弱々しい泣き方してるのー」と声を掛けました。

体重測定などを終え、その後、やはり少し泣き方が弱々しかったのと、妊娠糖尿病の影響を受けていないかの確認もあり、しばらくうー子は経過観察されました。結果的には、何も異常がありませんでした。よかった。。 

ついに生まれてきてくれたうー子!3,518g、51.4cmのまぁまぁなビッグベビーでしたが、思っていたより大きい印象は受けなくて、やっぱり赤ちゃんだなぁ、小さくてかわいいなぁ、と感じました。

 

分娩台にあがってからは25分で出てきたので早かったです!長時間我慢した甲斐がありました;;むしろもう少し早く分娩台あがらせてくれてもよかったんじゃないか?;;笑

 

とにかく、長い長い誘発分娩も終わり、ホッとしました。

 

以上が私の出産レポです。

長文でしたが、お読みいただきありがとうございました。促進剤を使ったお産の流れや、必ずしも打ってすぐに生まれないケースもあることなど、出産を控えている方に少しでも参考になれば幸いです。

 

出産とは産後もつらいもので、会陰の痛みやいきみによって出てきたいぼ痔の痛みがひどく、それはそれで大変な思いもしました。産後の記事もありますので、よろしければこちらもご覧ください。

 

 

 

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